科目 |
試験時間 |
配点 |
国語 |
60分 |
120点 |
算数 |
60分 |
120点 |
理科 |
40分 |
80点 |
社会 |
40分 |
80点 |
今年度の駒場東邦は、例年通り物語文1題でした。設問数は15問で、記述問題が6問、選択問題が7問、他はぬき出しと漢字の書き取りでした。昨年度とほぼ変わらない構成です。物語文は椰月美智子の『ダリアの笑顔』より出題されました。自分のに自信を持てない小学五年生の女子が主人公です。父母の夫婦げんかの原因が自分にあると思い落ちこみますが、母の書いた育児日記を読むことで自分が愛されていると実感でき、前向きになることができた、という内容です。駒場東邦の国語は日常生活を描いた作品が頻出です。対策としては日記をおすすめします。出来事だけではなく、心情を細かに記す習慣をつけることで対応力が増すはずです。【菅原】
大問数は4題で今までと変わりありませんでしたが、小問数は10問と激減しました。昨年以上に1問に時間がかかる問題の組み合わせでした。大問1は方眼と平面図形の問題。やや複雑ですが解き切れないほどの問題ではありません。大問2は約数を利用する問題。作業の中から「完全数」と「メルセンヌ素数」の関係に気付かせる問題でした。なかなかの難問です。大問3は内接円と円の転がりの融合問題。典型題でしたので落ち着いて処理したいところです。大問4は和と差に関する問題。和、差、平均などの感覚が試されました。日頃からパターンに頼らず、論理立てて考えることが大切です。特に整数問題は差がつきやすい単元です。記述式なので、どう考えたかを伝えられるような答案の作り方の訓練も必要です。【石井】
大問5題、小問数は増加した昨年度とほぼ同じ48問でした。問題は少し易しくなり、合格者平均点が昨年度47.1点(59%)→今年度55.1点(69%)と、高得点勝負となりました。大問1は小問集合、大問2は地層、大問3はふりこ、大問4はスミレの開放花と閉鎖花、大問5は空気と水の温度による堆積変化の問題でした。大問3ではグラフの作図と計算問題、大問2・4・5には記述問題が見られます。得点すべきところで失点しないような基礎力の徹底と、説明文や実験データなどから考える力を鍛える必要があります。丸暗記の知識ではなく、読解力・思考力・記述力を養うことを、普段の学習から意識しましょう。【佐藤】
大問は1題で小問が22問です。駒場東邦の社会のスタイルはここ数年定着しています。全問題に占める論述問題の割合も変わらず約25%でした。合格者平均点は80点満点中55.2点(約70%)で、こちらも例年並みです。大問のテーマは日本の地震と震災です。東日本大震災からの復興・メディアのあり方などについて、文章や資料から読みとれることを正確に書く力が求められました。初めて目にする問題は多くはないはずですから、ほとんどの受験生は戸惑うことなく冷静に取り組めたと思われます。思考力と説明能力が試される問題が多く出題されます。日頃からグラフや図など多くの資料に接するとともに、多角的に分析して表現する練習を積むことが必要不可欠です。【及川】














